気候と身体
日本からドイツへ行ったとき、気候の違いを感じた。
肌がカサカサ、髪もパサパサになった。
空気だけでなく、水の違いも大きくて
熊子はあっという間に体調を崩した。
皮膚炎になって、何年間もつらい思いをしてきた。
通院してステロイドetc.の治療をしてきたけど、一向に改善せず
昨年の11月には、とうとう原因究明の検査と称して
手を切開されてしまったことは、記憶に新しい。
承諾なしに切開されて痛い思いをした割には
結局、何の役にも立たなかったんだけどね

で、その切られてしまった手…。
日本へ来たら、みるみるうちに良くなってきた。
つらくてどうにもならなかったのに、苦痛に感じる時間が減って
見た目もきれいになってきた。
本当に不思議。
やっぱり、水の違いなんだろうか?
それともストレスから解放されたから?
何でかわからないけど、すごく嬉しい

じゃあ、万事承認するか?というと、全て上手くいっているわけではない。
日本へ戻ってきたら、あっという間に喘息症状が出てきてしまったのだ

ドイツへ行っている間は、これまた不思議なことに
病院へ行かなければならない程の喘息症状は一度もなかった。
ずーっと苦しんできた咳が、ピタッと止まった。
緑が多いからなのか、空気がきれいなのか
日本にはあるアレルゲンが、ベルリンにはないからなのか
何でかよくわからないけど、これは熊子にとっては予想外のことだった。
そんなわけで、熊子は今、毎日咳が止まらない。
いろいろとお出かけしたり、友達に会ったりしたいのに
すっかり計画が崩れてしまった
咳がひどいだけで元気なんだけど、やっぱり咳してる人とは会いたくないでしょ?
インフルエンザも流行ってる時期だし。
すごく悔しいよ。
自分がどんなに健康に気をつけていても
そこにアレルゲンがあれば、身体は正直に反応してしまう。
日本は花粉が飛び始めていて、花粉症もちの熊子は当然苦しむことになると思う。
今年は、酷暑の影響で、例年の10?20倍飛ぶらしいよ

アレルギー体質って、良いこと何にもないと思う。
熊子よりも酷いアレルギーを持っていて、厳しい食事制限をしてる人もいると思うけど
いつ起きるかわからないアレルギー反応に怯えて暮らすのって
精神的にもきついよね。
せっかく日本へ帰ってきたのに、思うように行動できなくて
本当に悔しいよ。
悔しくて、悲しくて、自分の身体が情けないよ

熊子、どこに住んだらアレルギーに苦しまずに生きていけるんだろう?
あー、お願いだから咳止まって!

↓頑張れ熊子の身体!

