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熊子の冬眠ライフ in Berlin 仲間はずれ
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仲間はずれ


新しい入院患者が入ってきた。

十代後半か二十代前半の若い女性で、彼氏同伴。

彼は一緒にベッドへ入って抱き合ったり、チュッチュッしたり

日本の病院ではまず見ない光景だった。

見せつけられるのも嫌。

あぁ、本当カーテンが欲しい。

自分でカーテンを設置したいくらいだ。



彼女が「アイス食べたい」と言いだして、彼が買ってきたのだが…。

彼の手にアイスは4つ。

自分と彼女と、他の患者二人分。

熊子以外の全員で、仲良くアイスを食べだした。

他の患者二人は、思いがけない差し入れに大喜び。

熊子はポカーン

これって、仲間はずれってやつですか?

いや、アイスが欲しかったわけじゃない。寒いし。

外は雪が降ってるのに、窓を開けてアイス食べてるんだよ。

この人たちの体温、狂ってるんじゃん?

決して、アイスが食べたかったわけじゃないけど、良い気分じゃなかったね。

ドイツ人って、こういうこと平気でするんだね。



次から次へと新しい患者が入ってきて、人間関係もへったくりもないのだが

このときのメンバーが一番つらかった。

病室にいるのが苦痛で、ずっと廊下でリハビリしてた。

この人たちのお陰で、つらいリハビリも苦じゃなかったよ



見ず知らずの他人と共同生活は大変だ。

まして、生活習慣も価値観も全く違う人たちとの生活。

癌で入院していた70代のお婆ちゃんだけが、優しく接してくれた。

130kgのお婆ちゃんは、「ちょっと聞いてよ!ひどいのよ!」ってことだけだけど

熊子を同じ病室の一員として扱ってくれた。

あとの人は、もうなんと言ったら良いのか…

噂好きで、言いたい放題で、熊子にとってはストレスな存在だった。

でも、熊子にも一人だけ友達ができた。

友達といっても、杖なしでは歩けないヨボヨボのお婆ちゃんなんだけど

リハビリを一緒に頑張る仲間だった。

別室だったから、廊下で会うだけ。

ときどき声をかけ 合うだけだけど、お婆ちゃんの存在は、唯一のオアシスだった。

でも、この入院生活は、本当に孤独だった。

はじめから最後まで、ずーっと苦痛。

身体の苦痛よりも精神的な苦痛の方が圧倒的に大きかった。

早く忘れたい。


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主題 : ドイツ生活
genre : 海外情報

comment

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世界共通

 その若いボウヤ、ここに連れて来なさい、後頭部をピンヒールで蹴ってあげるから!

 熊子さん、本当に御苦労さま。

 でもね、そういう事って、ドイツだけじゃないです。
 多分、その人の育ちと性格とその場の状況によっては「誰でもやる事」なんだと思います。
 私自身、アメリカ人からやられた事もあるし、中国人からやられた事もあるし、日本人からもやられた事もあります。
 イギリス人からは……もう何度もです。
 招待すると言っていた結婚披露宴、私には「お金がないから中止にした」と言って来たのに、実は私以外の「友達」だけ(私の目の前で一緒に招待すると言っていた人達)を呼んでいた、という事もありました。

 そんな時の私のおまじない。
 「そういうことが『好き』な人達なんだな」
  と
 「なるほど、顔と性格が『正比例』しているな?」
 です。
 お試しあれ。


No 肩書を与える

まったく、なんでカーテン無いのでしょう??
食事にしろ、そんな環境にしろ、体に悪い事が多すぎます。
(パンの情報ありがとうございました。。。とりあえず、ドイツの粉で頑張ってみるか。。ちなみに、デュッセルドルフのパン屋のうたい文句は「当店はフランスの小麦粉を使用してまーす。」でした。ドイツの粉じゃ無理なんでしょうなきっと。。)

No 肩書を与える

仲間はずれって・・・
なんでそういうことになったんでしょうかね。すごい疑問ですー。
単に言葉の通じない別の人種と思われたのでしょうか?
それともベルリンには困った(ドイツに馴染もうとしない)感じの移民がたくさんいてとても印象が悪く、アジア人はその人たちの仲間と思われたのか?
身体の苦痛に加えて精神的にもやられたのは本当にお気の毒です。
これをバネに強くなって、心安らかな日々を早く送られることをお祈りしていまーす。
2011年が熊子さんにとって良い年になりますように!
よいお年をお迎えください。

No 肩書を与える

2011年が熊子さんと熊坊さんにとって良い年でありますように♪

No 肩書を与える

なんだか、人としてやっちゃイカンですね。
もし、自分の彼氏が他人にそんな仕打ちをしたら私はいっぺんに恋心が冷めるな!

ほんと、哀しくなります。
熊子さんの事を思うといたたまれない。
そう、例え、アイスを食べたくなくてもちゃんと勘定に数えて買ってくるべきでしょ?アンタ、目ん玉ついてんのかい!って小突いてやりたいですよ。ほんと!

でもねぇ・・・。

そうやって他人を傷つける事に鈍感な人はどっかでしっぺ返しがきますよ。

そういう事が積み重なって、結局は自分の首を絞める事になるんですよ。

一日一善って、昔の日めくりカレンダーに書いていたけど、積み重ねた「善」は大きな宝となっていくものです。本人が意識しなくてもちゃんと貯金はできているんですよ?
神様は見ています。

だから、熊子さん。
哀れな奴だ、と笑ってやればいいんですよ?

のら猫おばさんさんへ

>その若いボウヤ、ここに連れて来なさい、後頭部をピンヒールで蹴ってあげるから!
若いボウヤだけじゃなくて、その場にいたみんなをペシッ!として欲しいですよ。
普通の感覚だったら、こんなことしないと思うな。
熊子だったら、「自分は食べなくても良いから、どうぞ」ってやると思う。
仲間はずれをする側になる方が、嫌な気持ちになりそうだから。
でも、誰一人、そんなことは思わなかったんでしょうね。
その男も彼女も、婆さん二人も。
世界共通ですか?。はぁi-203
こういうことを、今まであまり経験したことがなかったので
結構、不愉快な気持ちになってしまいました。
病気で気が弱ってるときに、こういうことされるとズッドーンときますね。
嫌な奴らでしたよ。

まさるさんへ

デュッセルのパン屋さんって、フランスの粉なんですか。へぇ?。
やっぱり、ドイツの粉では上手くいかないってことなんでしょうね。
ドイツとフランスなんて、すぐ隣なのに
小麦粉一つとっても違いがあるとは(驚)
たしかにフランスのパンって、すごくおいしい気が・・・。
パンの挑戦、頑張ってくださいね☆

うおこさんへ

うーん、何でこんなことになったのかはわからないけど
人の気持ちが全くわからない人たちなのか
それとも意地悪したい気分だったのか・・・。
まぁ、外国人が嫌いな人たちが多くいる国なので
こんなことが起きても不思議じゃないのかもしれませんね。
熊子に興味をもって、いろいろと話しかけてきた人もいたけど
そういう人は少数派で、大半の人はジロジロ見て噂話をしてるだけだったかな。
恐らく、そういう人たちは、熊子を日本人とは思っていないと思います。
こんなことで落ち込んでたら、外国暮らしなんて出来ないですよね。
さっさと忘れよう。
うおこさんにとっても、2011年が良い年になりますように☆

Sachieさんへ

どうもありがとうございます。
Sachieさんにとっても、恵み多き一年でありますように!

ラーダさんへ

>もし、自分の彼氏が他人にそんな仕打ちをしたら私はいっぺんに恋心が冷めるな!
熊子もそう思う。
自分のパートナーがこんなことしたら、びっくり仰天。
怒って失望すること間違いなし。
それとも、彼女が彼にやらせたとか!?(汗)
熊子の何が気にくわないのか知らないけど
病人相手にそういう意地悪ができちゃう神経が理解不能ですな。

>積み重ねた「善」は大きな宝となっていくものです。
ラーダさん、素敵なこと仰る?。
この国は、自分さえ良ければ、人の気持ちなんてどうでも良い的な
自己中の人間がたくさんいるけど、自分はそういう人間になりたくないです。
いくらドイツ暮らしが長くなってきているとはいえ
他人への思いやりを忘れてしまってはいけないですね。
ラーダさんに励ましてもらって、少し元気が出ました。
ありがとう。
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プロフィール

伯林熊子

Author:伯林熊子
夫の熊坊(くまぼう)と築60年の家に暮らしています社宅★nekonosekai
日本にいた頃は忙しい日々だったけど、今では毎日ぬくぬく冬眠生活。ドイツのこと、日常のことなど、ベルリン生活の記録ですベルリン熊さん
たまに真面目、ほとんど毒どくろ

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