飯綱遣いの部屋 NHK連続テレビ小説「おひさま」第3週「初恋」（第18回）

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★ちょこし感想

母が恋しかった陽子は、母・紘子がどんな生い立ちなのか気になってきた。
母方の親戚づきあいもないし、茂樹に聞いても、母から聞いてないと言う。

とりあえず、陽子の食べ過ぎ腹痛事件は、父・良一には秘密にすることに。
で、茂樹は条件を出した。
「１つ　貸しな。いつか俺の味方になってくれ。頼む。」
相手は良一らしい。
「今は言えないんだ。でも近いうちに重大発表する。
　その時頼むから味方になってくれ。」

語りで言われちゃいましたが、予科練に入りたいって良一にいうことね。
それは、来週のお楽しみ。

翌日、育子の「さっきから　気になってる事あんだけど。」２連発！
１番目は、陽子をずっと見てるタケオ。
「（育子）　誰？」って、そうか、今まで知らなかったんだ。
「タケオ君。　小学校の同級生でお友達。」
「真知子さんと育子さんよ。女学校のお友達なの。２人ともかわいい人でしょ。」
タケオには緊張しないから、ちゃんと紹介できるのね。（笑）
「お…　俺は…一番　陽子が…　その…。」　タケオは緊張！
顔を上げると、陽子たちはいないって！！　(〃^∇^)o彡
おいしいぞ?　時生くん??！
このタケオの気持ちに、育子が気付いてくれないかなぁ?
２番目は、「遅刻じゃないかね？」　これは面白かった！

ここで、このあたりでは珍しい高級車とすれ違う。
乗ってるの御婦人を、陽子は見たことがない。

ここで土曜日恒例の現代シーン。
房子が「誰なんですか？え?　誰？　その人。気になるな?。」。
ってことで、この婦人の説明は先送りでしたが…。
「（房子）　陽子さんのお父さんとお母さんってどんな人だったんですか？」
ってことで、話は両親のことへ。

房子がちゃんとおさらいしてくれます。
・東京の人でお母さんの病気で安曇野に引っ越してきたという事
・お父さんが東京で飛行機の研究者をされてたん� 世韻譴匹�
　それを全部捨てて安曇野に来た。
・でもそれ以外の事が分からない

「（陽子）　いい質問だわ。」　池上彰さんか？

このころ、当時の陽子は母・紘子のことをあまり知らなかった。
母はどんな娘だったのか、父とどんな恋をしたのか。

でも良一にはそんな事を何だか聞けなかった。
聞こうとして…　「お仕事の方は　いかがですか？」って、誤魔化したからさあ大変。
茂樹が、「余計なことを・・」って陽子に渋い顔してましたね！（笑）
「人が働くという事仕事をするという事に興味を持つというのはいい事だ。
　茂樹、お前も聞きなさい。」　茂樹?　巻きぞいに?
「さてとどこから話すかな。
　お父さんが従事している製糸業というものはだな非常に重要な・・・・」
延々と続くのでありました。
これは良一の欠点かぁ。

翌日、あの高級車の婦人が須藤家にやってきて、仏壇の前に座っていた。
「お前の　おばあ様だ。」
「（富士子）　全く…　こんなとこで死ぬなんて　バカな子だわ。」

初めて見る祖母。
そして来週は陽子が知らなかった母の姿を知る事になるのでした。

親の反対を押し切って駆け落ちしたんでしょうな。
だから子供たちは母の親戚にも会ったことがない、ってことでしょう。
紘子の実家・桐野家は、あの車からすると、相当なお金持ち。
紘子と真知子の境遇と似てたのかな？
そういう面で来週二人を重ねてくるような展開もあるかも。
予告では春樹も真知子が好きみたい。松本城での春樹の目線はやっぱり…。
それより、育子が泣いてた理由が気になるぞ。

小ネタ：

*祖母・桐野富士子
　渡辺美佐子さんのNHKって、「お買い物」以来かしら?
　運転手はフロントガラス越しで見えにくかったけど、中原丈雄さん。
　中原さんも役名ありそうだけど、セリフが無かったから、不明だわ。
　運転手というより、執事・使用人ってことかしら。

*車のナンバーは「１．０１５」
　名前が富士子だから、２２５でもいいのになぁ。
　これでは玲子だよ。
　さすがにタイヤは古いものを用意できないので、
　今あるブリジストン製でした。

「あさイチ」冒頭のコメント：
　土曜日なのでなし。

金子ノブアキくん本来のお仕事：

月の砂漠：

陽子は当時のイラストレーター・中原淳一ファンという設定みたいです。
　（中原淳一ホームページの記事より。）

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★恒例の配役　（クレジット順）

作：岡田惠和

音楽：渡辺俊幸

撮影協力：
　長野県安曇野市　
　　　　塩尻市奈良井宿

　-----------------------------------------

須藤陽子：井上真央

須藤茂樹：永山絢斗　　（陽子の次兄）

筒井育子：満島ひかり　　（陽子の女学校の親友）

相馬真知子：マイコ　　（陽子の女学校の親友）

宮本タケオ：柄本時生　（陽子の幼馴染）

運転手：中原丈雄　（桐野富士子の運転手）

須藤良一：寺脇康文　（陽子の父）

原口房子：斉藤由貴　（現代・陽子の話を聞く主婦）

桐野富士子：渡辺美佐子　（陽子の祖母・紘子の母）

須藤陽子（語り）：若尾文子

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★関連図書など

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「（真知子）　たくさん食べてねブクブクに太ってやろうと思ったの。」
「（陽子）　それは…春樹兄さんが好きだから？
　つきあうわ　私も。
　意味は　ないかもしれないけどつきあうの。
　イタタタ　イタタタ…。」
「（春代）　お母さんがいないんですってね　あなたは。」
「（陽子）　えっ？」
「（春代）　よそのうちでうちの者が留守の時にこんな事をするなんて。」
「（陽子）　お母さんがいればいいのにって思った事ある？　シゲ兄ちゃん。」
「（茂樹）　人は　どう思うか知らないけどさ　陽子　お前はものすごく頑張ってるよ。
　だから胸張れよ陽子。」
「うん。」

♪?（オープニング・テーマ音楽）

須藤家　庭
「（陽子）　シゲ兄ちゃん。」
「（茂樹）　うん？」
「シゲ兄ちゃんは　お母さんがどんな人だったか知ってる？
　うちは　お母さんの方の親戚って　全然つきあいないわよね。」
「そうだな。お母さんからも聞いた事ないな。」
「そうだよね。」
「何で？」
「ううん　何となく。」
「なあ　何があったのかは分からないし　聞かないけど。」
「うん。」
「お父さんには内緒の方がいいんだろ？今日の事。」
「うん。」
「よし！任せとけ。　１つ貸しな。」
「はい。」
「いつか俺の味方になってくれ。」
「えっ？」
「頼む。」
「味方って　誰と戦うの？」
「戦うって訳じゃないけど　お父さんかな。
　今は言えないんだ。
　でも　近いうちに重大発表する。
　その時　頼むから味方になってくれ。」
「分かった。」

＜シゲ兄さんは本気なんだなって分かったわ。
　この人は本気で予科練を受けようとしている＞

朝
自転車に乗り道を行く陽子
「（育子）　陽子。」
「（陽子）　真知子さん　育子。」
「（育子）　おはよう。」
「（真知子）　おはよう。」
「（陽子）　おはよう。　どうしたの？」
「（育子）　大丈夫？　おなか。」
「（陽子）　うん　ありがとう。　もうすっかり。ちゃんと朝御飯も食べたし。
　丈夫にできてるの　私。」
「（育子）　よかった！あ?心配した。」
「（陽子）　ありがとう。」
「（育子）　さっきから気になってる事あんだけど。」
「（陽子）　なあに？」
「（育子）　誰？」
道の先を見る
「（陽子）　タケオ君。小学校の同級生でお友達。」
「（真知子・育子）　へえ?！」
「（育子）　どうも。」
「（真知子）　おはようございます。」
「（タケオ）　お…　おはようございます。」
「（陽子）　真知子さんと育子さんよ。女学校のお友達なの。
　２人とも　かわいい人でしょ。」
「（タケオ）　えっ？　ああ　いや…。」
うつむくタケオ
「（タケオ）　お…　俺は…　一番　陽子が…　その…。」
顔を上げると誰もいない

通り
「（育子）　あのね　もう一つ　私さっきから気になる事あるんだけど。」
「（陽子）　今度は何？」
「（真知子）　何かしら？」
「（育子）　遅刻じゃないかね？」
「（陽子）　えっ？」
真知子の腕時計を見る陽子
「（陽子）　あ?　大変！　どうしよう？あっ　ちょっと　乗る？」
「（育子）　３人無理よ。陽子だけ乗ったらいい。
　行くよ。　いいから。」
「（真知子）　ちょっと待って！」
「（育子）　陽子！」
「（陽子）　ちょっと待ってよ！」

前からくる黒塗りの車を見る陽子。
車の後部座席に貴婦人のような年配の女性が座っている

＜誰だろうと思ったわ。あんな車　初めて見るし＞

「（真知子）　早く?　陽子さん。」
「（陽子）　は?い！」
「（育子）　飛べ?！」
「（陽子）　飛べない。　待って！」

車の窓から顔をだし陽子を目で追う婦人

現代　陽子の店
「（房子）　誰なんですか？え?誰？その人。気になるな?。」
「（陽子）　まあそう急ぎなさんな。じきに分かるわ。」
「そうですか。でも何かいいなあ。」
「何が？」
「何かその時代っていうんですかね。
　何かみんなこう　かわいい。みんなかわいいんですよ！」
「そう？」
「う?ん！　だってそのころの陽子さんっていったら
　うちの娘と同じぐらいですよ。あ?…。」
頭を抱える房子
「（陽子）　でも今の子供だって根っこは変わらないと思うわよ。」
「そうですか？」
「そうよ。」
「う?ん　そうなのかな？」
「根っこは変わらないと思う。私はそう思う。」
「はあ…。　あの…　陽子さんに質問です。」
「はい　房子ちゃん。」
「はい。あの…　陽子さんのお父さんとお母さんって　どんな人だったんですか？
　いえいえ　あの…　東京の人でお母さんの病気で
　安曇野に引っ越してきたという事と
　それからお父さ� 鵑�豕�波�垉，慮Φ羲圓鬚気譴討燭鵑世韻匹�
　それを全部捨ててこっちに来たって。それは分かります。
　でも　それ以外の事が分からないじゃないですか。
　だから　そもそもどういう人だったのかなって。」
「房子ちゃん。」
「はい。　えっ？　私何か…　何かいけない事？」
「いい質問だわ。」
「ありがとうございます。あっ　よかった。あ?何か嬉しい。褒められた。」
「でもまだ教えてあげない。」
「え?。」

夜　須藤家　夕食
「（良一）　では頂きます。」
「（陽子・茂樹）　頂きます。」

＜よく考えてみれば　私は母の事をあまり知らなかった。
　母はどんな娘だったのか　父とどんな恋をしたのか。
　でもお父さんには　そんな事なんだか聞けなくてね＞

箸を止め、良一を見ている陽子
陽子を見る良一
目をそらす陽子
「（良一）　どうかしたか？陽子。」
「（陽子）　あっ　いえ。」
「（陽子）　そうか？」
うなずく陽子
仏壇の紘子の写真を見る陽子
「（陽子）　あの　お父さん。」
「（良一）　おう　何だ？」
「（陽子）　あの　お父さん…　あの…。」
「（良一）　うん？」
「（陽子）　いえ…　あの…。」
「（良一）　どうした？何でも言いなさい。」
「（陽子）　あの…　お仕事の方はいかがですか？」
「（良一）　仕事か？」
陽子を睨む茂樹
「（陽子）　はい。」
「（良一）　知りたいのか？そんな事が。」
「はい。」
「ああそうか。うん。人が働くという事
　仕事をするという事に興味を持つというのはいい事だ。」
「（陽子）　はい。」
「茂樹　お前も聞きなさい」
「（茂樹）　はい。」
「さてと　どこから話すかな。うん！
　お父さんが従事している　製糸業というものはだな
　非常に重要な産業だ。日本という国にとってな。」
「（陽子）　はい。」
「そして我が国の製糸技術は世界一と言っても過言ではないと　私は思っている。
　だが　その技術の高さはそこで働く人々によって支えられているんだ。分かるか？」
「（陽子）　はい。」

＜延々と父の仕事について聞かされてしまったわ。
　お父さんには悪いけど　あまりよく覚えてないの＞

「（良一）　陽子　聞いてるか？」
「はい　もちろんです。」
「要するに　一握りの技術者の研究だけでなく　工場で働くさまざまな人が …。」

学校の帰り
（トンビの鳴き声）
道に自転車を止め、陽子が川のほとりに座っている
（せせらぎの音）

（回想）
　「（紘子）　陽子は将来　絶対美人さんになるわ。
　　だって　お母さんの娘ですもの。
　　どんなに辛い事があっても笑うの。笑うのを忘れないで。」

須藤家　表
陽子が帰ってくる
「ただいま。」
玄関の三和土に高級そうな女物の靴がある。
靴を眺め、奥へ行く陽子

黒塗りの車に乗っていた夫人が仏壇の前に座っている
（小鳥の鳴き声）
後ろに控えている良一
良一の横に座る陽子
「（良一）　お前の　おばあ様だ。」
驚く陽子
「（富士子）　全く…　こんなとこで死ぬなんて　バカな子だわ。」
陽子を見る婦人

＜初めて見るその人は　お母さんのお母さん…
　つまり私の　おばあ様だったの。
　そして私は　知らなかった母の姿を知る事になったの＞

テーマ:NHK 連続テレビ小説 - ジャンル:テレビ・ラジオ

2011/04/23(土) 11:31:55| おひさま| トラックバック:0 コメント:0

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