平和を願って・・・
「沖縄慰霊の日」の23日、広島三線クラブのメンバーが平和公園を流れる元安川沿いに集合しました。
平和を願って、この広島から心をこめて三線を弾き、みんなで歌いました。
ここは緑も多く、美しい公園で、川では魚が飛び跳ねています。62年前、この場所に原爆が投下され火傷を負った人々が水をもとめてこの川に入り、多くの方が亡くなられました。
焼け野原だったこの場所も、市民の憩いの場になりました。
楽器を弾く若者や歌を歌っている人、犬の散歩をしている人や、木陰のベンチで涼んでいる人、みんな自由に過ごしています。夜は水面に映る明かりが幻想的です。
しかし、すぐ近くにマンションが建ち、若者が夜にギターを弾いてうるさいという苦情で、今週の火曜から、18時以降は楽器の演奏をしてはいけないと決まったそうで、(そんなの聞いてないよ・・・(>_<)誰も知らないし・・・)
毎年恒例の行事でしたが、警備員さんに止められ2曲演奏しただけで残念ながら中止となりました。
弾いた曲は、「平和の琉歌」 「花」 です。2曲とも、私の大好きな曲です。
「平和の琉歌」は桑田佳佑さんが作詞、作曲した沖縄の曲です。
この国が平和だと誰が決めたの? 人の涙も乾かぬうちに
アメリカの傘の下 夢も見ました 民を見捨てた戦争の果てに
蒼いお月さまが 泣いております
忘れられない こともあります
愛を植えましょうこの島へ 傷の癒えない人々へ
語り継がれてゆくために・・・・
1番より抜粋
歌詞の意味をかみしめながら歌いました。
世界平和を願って・・・。