上海旅行2日目(杭州)
上海2日目は、浙江省の省都である杭州へ上海ナビのツアーを利用して、出かけました。
上海から新幹線で約1時間半。
杭州は、マルコポーロが「世界で最も美しく華やかな街」と称えたという景勝の地。
呉越や南床時代に都が置かれて栄えた、中国六大古都の一つです。
広くてきれいな上海南駅から出発
杭州までの片道は54元(約700円)
この値段で新幹線に乗れるとは驚きです。
7時43分発の杭州行。頑張って早起きしました。
この新幹線、日本の技術を導入して作られたそうです。この日は中国も休日だったため、満席で旦那さんと席が離れてしまいました。
「??座位好??」とメモ書きを見せながら、席を交代してくれるよう交渉しましたが、失敗
杭州駅に到着すると、駅で日本語ガイドのラクさんが待っていてくれました。
ツアーといっても、お客は私達夫婦だけでだったので、のんびり観光できました
まずは、霊隠寺へ。
ここは、インドの僧・慧理によって創建された中国禅宗十刹の一つ。
参道の途中にある飛来峰の岩壁には300体以上の石仏があります。
大きくて立派な仏像がいっぱい。
中国人は信仰が厚く、杭州へ来れば必ず、大きなお線香を持ってここへ参拝に来るそうです。
煙がすごくて火事にでもなりそう。
しかもこの日は34度で、本当に暑かったです。
中国の僧侶は、肉食、飲酒、結婚の3つが禁止されているそうですが、それでも僧侶になりたいという若者はたくさんいるようです。
次に向かったのは、中国茶葉博物館
杭州は、中国緑茶の最高級品、『龍井茶』の産地です。
ちょうど収穫を終えたばかりですが、あたり一面に茶畑が広がり、のどかな風景です。
博物館には、お茶の歴史や茶道具などが展示 してあり、ここではお茶の試飲もできます。
流暢な日本語のお姉さんが、お茶の種類や特徴、お湯の温度から入れ方まで、丁寧に教えてくれます。
龍井茶、一葉茶、ジャスミン茶、人参鳥龍茶を試飲しました。
こちらはジャスミン茶。ポットの中でお花が咲きました。その上にキンモクセイを少し。
とても香りがよく、ビタミンを補充できる美容によいお茶です。
その後は昼食へ
2名でも5名でも、量はかわらないようで、夫婦だけでは食べきれません
なんか、どれも色が微妙です。全体的に味が薄い。
右上は杭州名産のじゅんさいを使ったスープ。
これがイマイチ・・・
右下の黒いのは、鶏肉を蓮の葉でくるんで焼いた物。
骨がいっぱいで食べずらかったです
地ビールです
トンポーロ(豚の角煮)
そして、これが草魚に黒酢ソースがかかった杭州の名物料理。
さすがにこれだけは、一口でもう限界・・・・。草魚とは、コイ科の魚です。
中国では淡水魚を食べる習慣があるようですが、
日本人の口には合いません
杭州料理、う?ん、ちょっと残念でした
さて、気を取り直して、午後からは西湖へ向かいました。
西湖は中国十大風景名所の一つで、面積5.6k?、周囲15km。
周辺には「西湖十景」など、見所が点在しています。
真っ白な孔雀です。
遊覧船に乗って、新緑に映える美しい寺院や橋などを眺め、心地よい風についウトウト・・・
今朝は早起きしたし、お腹もいっぱいだったので、眠ってしまいました
西湖の雄大な景色の半分も堪能できなかったかも・・・・
そして、最後は六和塔へ。
高さ60mで外部は13層に見えますが内部は7層です。
中の階段で最上階に上ると銭塘江に寄り添うように広がる江南の景色が一望できます。
この銭塘江、毎年旧暦の8月になると、大逆流が起こるようで、死者がでたこともあるそうです。
杭州は歴史が古く、見所がいっぱいの場所です。緑が多く、とても美しい街でした。
一泊ぐらいして、のんびりと過ごしたかったです。
6時の新幹線で、上海へ戻りました。一日歩き回って、足がパンパンです。
お腹もそんなに空いていなかったので、吉野家で簡単に済ませました。
中国の吉野家は、ご飯の上に牛肉、野菜炒め、鶏肉の照り焼きがのっていました
今日は、足つぼマッサージ1H+全身オイルマッサージ1Hで約2000円。
上海のマッサージは、お店も清潔で施術や接客も良いのに値段もすばらしい
すっきり体も身軽になり、上海2日目終了です。
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