昨日の朝、NHKBSの「英雄たちの選択」は葛飾北斎を取り上げていました。
朝の忙しい時だったので聞き流していたのですが、「ベロ藍」という言葉に反応してしまいました。
解説者が普通に使っていた「ベロ藍」って何?
早速ネットで調べたら、江戸時代に日本に入ってきた化学染料のことでした。
ベルリンの染色業者さんの偶然の産物が、つゆ草と本藍しかなかった日本の青の世界を刷新したそう。
北斎の浮世絵にも本藍とベロ藍を組み合わせて濃淡を活かしたぼかしがふんだんに使われているそうです。
プルシアンブルーという言葉は聞いたことがあるけれど、それがベロ藍とは知らなかった!!
そういうことを知って北斎の富嶽三十六景を見ると、また違って見えてきます。
美術館に見に行きたいなあ?
透明感のあるベロ藍も目にしたいと思いました。
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