執筆といっても、先方の意向は、「今あるホームページをそのまま書籍にするような感じで」でした。
それなら簡単かな?とタカをくくっていました。
しかし、その後始まる「大苦労」の始まりでした……。
私は平日昼間はサラリーマン。サイトの運営もしています。
執筆をしている時間は、ほとんどありません。
まずは、サイトのコンテンツをコピペして、ワードにまとめました。
それを書籍用にチョコチョコ加筆&修正していきました。
そして、夏が過ぎて秋になると、大体まとまってきました。
原稿を送付し、しばらくすると返事が返ってきました。
--- メール開始 ---
原稿拝見しました。
とりあえず、副業方法のついての記述に関してはかなり
見直し、修正をお願いしたいので、添付ファイルご参照ください。
--- メール終了 ---
添付ファイルを見ると、「ほとんど直してくれ」という内容でした。もっと初心者にも分かり易いようにと。
ショックを受けました。でも確かにそうだなと思いました。
当サイトはどちらかというと、中級者向けです。
専門用語も多く利用しています。
自分の文章を紙に印刷して、読んでみました。
そして、あることに気が付きました。
ウェブの文章は、普通の文章とは違います。
だらだら書くよりも、ぶつ切れ気味の文章のほうが、読みやすいのです。
それに対し、書籍の文章は、きっちり書く必要があります。
ウェブの文書をそのまま書籍化するのは、根本的に不可能なのです。
もし機会があれば、皆さんも自分のサイトをプリンターで打ち出してみてください。
最終更新日:2007.9.18 | トラックバック(0) | 書籍の出版
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