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コンピュータ解剖学入門

2. コンピュータ解剖学入門

読者のコンピュータには、プロセッサチップが内蔵されてて、これが実際の 計算処理を実行してるんや。また、内部メモリも内蔵されとります ( DOS/Windows なヤカラは、''RAM'' と呼ぶんやが、Unix なヤカラは ''コア(core)'' と呼んだり もしまっせ。この Unix 用語は、まだ RAM がドーナツ型のフェライトコアで 出来とった頃の名残や)。ほんで、プロセッサとメモリは、 マザーボード上に搭載されてて、このマザーボードがコンピュータ の心臓部となっとりまんねん。

コンピュータには、スクリーンとキーボードもついとりまんねん。また、ハード ドライブやフロッピディスクも内蔵されとりまんねん。スクリーンとディスクには コントローラカードが必要や。こないなカードはマザーボードに差し込まれ、 コンピュータによるデバイス制御を補助してるんや(キーボードはどエライシンプルな デバイスやから、専用のカードを必要としまへん。 コントローラはキーボードの 筐体内に埋め込まれとります)。

こないなデバイスの動作原理の詳細については、後ほど説明しまっせ。ここでは いっちゃんはじめに、これらが互いにどないな仕組みで動作してんかを簡単に説明しまっせ。

ケース内に収められはったコンピュータのパーツはずぅぇえええぇぇええんぶ、バス (bus) によって繋がっとりまんねん。物理的にいうと、バスとは、コントローラカードを 差し込む部分や(ビデオカードやディスクコントローラ、場合によっては セカンド(ディスク)コントローラやらなんやら)。いわばバスとは、プロセッサやスクリーン、 ディスク等、ずぅぇえええぇぇええんぶのパーツ間でデータを高速にやり取りするための通路や。

( PC 関連の話題で 'ISA' や 'PCI', 'PCMCIA' といった用語を目にするんやけど、 それが何なんかよう分からんゆうかたがおるかもしれしまへん。これらは、 バスの形式のことや。ISA ちうんは、おおまかにぬかすと、1980 年代に IBM が 販売しとった初期の PC で使用されとったのと同一のバスのことで、現在では すたれつつおます。PCI とは、Peripheral Component Interconnection の略で あり、現代の PC および Macintosh で使用されとるバスや。PCMCIA とは、 物理コネクタを小型化した ISA の改良版なんやし、ラップトップで使用されて おりますわ。)

プロセッサはずぅぇえええぇぇええんぶの機器を統括するパーツなんやけど、こら実際には 他のパーツを直接見ることはできへんし、バスを経由して会話するようになっとりまんねん。 バス以外に、プロセッサが直接かつ高速にアクセスできるサブシステムは、メモリ (コア)だけや。それやから、プログラムを実行したろとおもうやったら、プログラムは コア内(メモリ内)に読み込まれる必要がおます。

コンピュータがプログラムやデータをディスクから読み出す場合、実際の 動作としては、まずプロセッサが、バスを使うて、ディスクからの読み出しリクエスト をディスクコントローラに対して送信しまっせ。ちーとの間して、ディスクコントローラ は、バスを使うて、データを読み出してメモリ内のある場所に置いたゆうことを プロセッサに伝えまんねん。それによって、プロセッサは、バスを使うて、 そのデータを見ることができるようになるわけや。

キーボードとスクリーンも、バス経由でプロセッサとコミュニケーションを 取っとるのやけど、その方法はもうちびっと単純や。これについては後述しまっせ。 コンピュータに電源を入れた際に何が起こるかを理解するには、いまのトコ、 これで充分や。