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hide-k.net#blog: Bookアーカイブ
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Bookのきょうびのブログ記事

メガネをまた無くしましたわ。
しかもしらふで。
今年ではよも3つ目や。
メガネを消耗品感覚で購入してんことに何のためらいも感じなくなったんですわ。
お晩どす。

すでに発売されとりますが DB Magazine 8月号の第1特集「「モバゲータウン」構築/運用のずぅぇえええぇぇええんぶ」ちうタイトルで会社のヤカラと寄稿させてもろたんですわ。
オノレのパートは Part 2の「どなたはんでも公開できるモバゲーアプリの作り方」とぬかすタイトルで、ZIGOROuはんと共著で書かせてもうたのや。みんな大好き PSGI/Plack による携帯向けソーシャルアプリ構築方法とか書いてまんねん。

他にもモバゲー全体構成の話やインフラ部隊の監視の話とか書いてあっておもろい思うのでよかったら読んでおくんなはれまし。

ザ・テレビ欄 1975~1990
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新聞記者の息子やから小さいころから家には主要4誌が溢れとったんや。
トコロがオノレはちうと真っ先に見るんはテレビ欄、続いてスポーツ欄、三面記事と漫画でケツに義務付けられとった天声人語を読んでおしもて、といった読み方をしてて、どんやけ親不孝者なんやといった感じやった。もともとリアルの世界より小説や物語の文章に惹かれるタイプやったんやけど、そやけどアンタ、もうちーとばかし読んでおけばよかったかいなとか思とります。

で、この本やけど、そやけどアンタ、そないなわいがこよなく愛したテレビ欄がひたすら載っとる資料的な本や。時代的にもオノレの世代にぴったりで中々懐かしかったや。コラムではその時の時代背景やらなんやらが取り上げられてて、「あーそうやて。そないなことあったよや。」と楽しめたんや。

個人的に興味深かったんがかったんが90年代初頭まで、毎日じぇったい何ぞしらのアニメが7時?8時のゴールデンタイムに放送されとったことや。時代によっては7時代に4本もアニメが流れとる時代もおました。そーいうたらそうやったな思うのやけど、今となっては考えられへんですわや。テレビがボウズの娯楽の王様やってんなちうことがようわかったんや。同様に懐かしかったんがプロレスがゴールデンタイムに毎週やっとったこと。これも娯楽の時代の流れを感じたんや。

あと地味におもろいのが3時代のワイドショーのタイトル。その時の芸能界やはやってたダイエット法やとか時代背景をちゃう角度から見れておもろいや。

この年代以外にも1954~1974 と1991~2005があるんで、オノレの世代に合わせて見るとおもろい思うで。

ザ・テレビ欄0 1954~1974
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ザ・テレビ欄 2 1991~2005
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きょうびさらさら本を読んやないや。きょうび買った本というたらジョジョのストーンオーシャンの文庫本ちう体たらくぶりや。まぁ、あれだけ飲み歩いとったらこうなるんやよや。

ちうわけで、本書を買ったんも某飲み会の行きがけにネタ半分でこーて行きよったんがきっかけや。ご覧の通り、某二代目リーダーの写真にも負けへんダンディな表紙やから軽いつかみになったんですわ。まいどおおきに。

で、肝心の中身は、さすがに説明のようけがRubyで言及されとるさかい、Rubyをあんまり知らんオノレにとってはRubyの言語思想を学べて勉強になったんですわ。が、むしろRubyを学ぶゆうよりは若いエンジニアの方がプログラミング言語の基礎、歴史やらなんやら勉強するんにオススメや。範囲がオブジェクト指向からAJAX、関数型言語と幅広いのやけど、どエライ説明が丁寧やし、わかりやすい文体やから読みやすいや。

そやけど、あんさん本は読まなどんどん読む力が落ちて読み終わんのに時間がかかるようになるんやや。ちーとばかしだけ反省してリハビリ開始したい思うで。

今シーズンの冬は風邪らしい風邪もひかへんし、頑丈っぷりを発揮しとったのやけど、ここに来て葛根湯+ユンケルコンボの甲斐もむなしく風邪をひきましたのや。
ま、一日寝たら熱も下がって後は鼻水だけやからこじらすこともなく終わりそうやけど、そやけどアンタ、負けた感があってどエライ悔しいや。くそぅ。

で、一年以上前に作ったサービスで、画像を切手風に加工するサービスMake STAMP!が幻冬舎コミックス空出とる「遊べる○○(どないかして)メーカー100選」に掲載されたんですわ。

連絡先を一切載せてへんかったさかい、わざわざmixiから連絡をもろた編集部の方に感謝や。

Make STAMP!は39番目に紹介されてまんねん。

で、週末に献本が届いてパラパラめくってみると、古今東西のジェネレーターが100個載ってんねんけど、結構知らんのがあっておもろかったや。見やすいし値段も700円とお手ごろ価格。

100個のジェネレーターの中にはPerler の yusukebeはん作 札コラメーカー や、自称エビちゃんOL の dropdb (ら?)による うわさメーカーやらなんやら知っとる人の作品があって楽しいや。

Make STAMP!

遊べる○○メーカー100選
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アインシュタイン150の言葉
ジェリー メイヤー ジョン・P. ホームズ Jerry Mayer John P. Holms ディスカヴァー21編集部
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「わては先のことやらなんやら考えたことがおまへん。すぐに来てまうから」

アインシュタインが残した言葉の中から150の言葉をテーマごとにまとめた本や。
ごっつ薄い本で30分もあれば読み終わるんやが、何度も読み返してるんや。
装丁もかわいいや。原書が欲しくなったんですわ。

150の言葉からわかるんは彼がユーモアに溢れ、ポジティブで、謙虚やいうこと。
元気になれる言葉がようけあるんで凹んや時にもお勧めや。

すぐに稼げる文章術
すぐに稼げる文章術
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日垣 隆
幻冬舎
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実はおとんが元新聞記者(確か祖父も)なんやけど、わい自身の文才のなさには飽き飽きするっちうことが多々おます。

小さい頃は国語や現国は得意やったし、作文も周りに比べると意外とイケてんねん方やったり、小学生のときは劇の台本を一人で書き上げてたりもしたちうワケやが、いつの頃からか文章を書くことにどエライコンプレックスを覚えるようになったんですわ。

原因はこの仕事に就いてから文章を書く機会が減ったさかいや思うで。文章も言語と同じで常に使うておらへんと能力が退化すんねんや。当たり前というたら当たり前や。

そないな中、見つけたのがこの本や。

タイトルは何ぞ怪しい感じがしまんねんけど、要は文章で生計を立てとる人が書いた文章の書き方How To本や。

メールの書き方、エッセイと論文の言い回しの使い分け、企画書の書き方と多岐に渡って文章の書き方を体系立てて面白おかしく、端的に書かれとりまんねん。

惜しいんは色々な文章を取り上げてダメな点を的確に指摘してまんねんが、「こないな風にしたらええ」ちう直接的な添削結果が少へんかった点くらいです。

とはいえ、わいにとっては所詮文章というたらこのblogくらいなわけで、あんまり気張って書くと続かいない気がするんで、頭の片隅に置く程度にしておこう思うで。

読み物としてはエライ面白くためになったんですわ。


何を隠そうわ、秘密結社やとか政府の陰謀やとかの話が大好きや。

フリーメーソンやとかテンプル騎士団やとかCIAの陰謀やとか聞くだけでゾクゾクしまっせ。

で、酒の場や合コンでここぞとばっかりに話して、知ったかぶりと煙たがられはるタイプや。

確かおとんの本が結構こないなの多かった記憶があるんで、その辺の影響っぽいや。

ちうわけで、今日の昼休みにM君とランチに行く途中で、竹書房の前を通ったときにこの本の広告が張り出されてたんや。

たまたま二人とも「やりすぎコージー」の都市伝説コーナーを見たのをきっかけに昼休みの間、都市伝説談義に花が咲いたわけや。

で、早速会社の帰りに本屋に行ってこーてきましたのや。

大した厚さとちゃうで帰りに歯医者に立ち寄る間と歯医者からの帰り道歩きながら読んでたら読み終わっちゃおりましたわ。

千円札に秘められはったフリーメーソンの暗号やとか「かごめかごめ」の童謡に秘められはった徳川埋蔵金のホンマのありかやとか、結構おもろいネタもあったんやけど、そやけどアンタ、ちーとばかし思い込み激しすぎるなぁ思ったりしたんもチラホラやった。

まぁ、話半分(いや1%くらい)で読む分には楽しめまんねん。

そういや小学生のときの友達で人の話を聞くたびに

「うそっ?」

ってぬかすのが口癖のやつがおったさかいすが、彼は口裂け女に遭遇したんやけど自転車で逃げ切ったと言い切ってたんや。

「うそっ?」

普段は圧倒的にNumber派なんやけど、お風呂のお供にたまに買うSportivaや。

が、コンビニにジュースを買いに行ったら

REDS PRIDE

の大見出しに0.3秒で手に取ってレジに行ったんや。

ぜええんぶひとつのこらずで50ページくらいにわたって達也、長谷部、闘莉王、伸二の特集や、啓太の堀之内の対談や、ギドのインタビューや、育成部門の話やらなんやらが載ってまんねん。

表紙がかっちょええや。

オシムの言葉?フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦
集英社インターナショナル (2005/12)

発売当初から読もう読もう思ってたちうワケやが、ようやっと読んだんや。

ちうか、一日で読みきったんや。

祖国の内戦ちう平和なやまとでは想像もつかいないような経験を経ての言葉の重さは、巷のマスコミで踊っとるような「オシム語録」やなんて生半可なもんやないちうことが良う分かる本や。

そのサッカー観も「走るサッカー」やなんて一言で片付けられはるもんではおまへんことがようわかる本や。

今サッカーをやっとる若い人はもちろん、人に物を教える立場にある人、人を動かす立場にある人にも読んで欲しい本や。

この本を読んでからきょうびのインタビューやらなんやらを読み返してみたら、オシム監督の言葉や起用方法には選手だけやのうて、マスコミ、協会、サポーターへの文句、ちうか教訓が刻み込まれとることがわかる思うで。

これを読んだだけでやまとのサッカーの未来は明るい・・・やなんてことはぬかすつもりはおまへんが、確実に何ぞを残してくれそうな人や思おりましたわ。問題は受け取るボクらやまと人がどうするかちうことや思うで。

また、読み終わってから気がつおったさかいすが、著者の木村元彦はんはボクが人生で最も感動した本の一つで、ストイコビッチの半生を描いた「誇り」の著者やった。

ボクはこれを読んでから90年ワールドカップのユーゴ代表の映像をもういっぺん見たちうワケやが、アルゼンチン戦やらなんやらはホンマに涙が止まらしまへんやった。サッカーを見て涙を流したことは何回かあるけど、結果を知ってて泣いたんは生まれて初めてやった。

こっちもサッカーファンやったらずとも是非とも読んで欲しい名著や。

誇り?ドラガン・ストイコビッチの軌跡
木村 元彦
集英社 (2000/09)
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シャラポア目当てでこーてしもたんや。

sports_illustrated.jpg

3ページくらいしか載ってへんかったや。orz

投稿エントリー数思いっきり激減の今日きょうびや。

普段、あんまりテレビを見いひんのやけどRD-X57をこーてから、録画しといて週末にまとめて見るゆうスタイルが板につきつつおます。

そないな中世界一受けたい授業って番組を見てたら筑波大学名誉教授で遺伝子の研究をしてん村上和雄先生のお話がエライ興味深かったんで何冊か本をこーてんだんや。

忙しうてまだ全冊は読み終わっておらへんのやけど、その中でも「遺伝子オンで生きる」ちうのを読んでんだんや。

内容的には遺伝子にはONとOFFの状態があって、そのようけはOFFになっとるとのことや。また、人間の遺伝子は99%以上が同じなんやし、働きの違いや出来よるでけへんちうんはONとOFFの状態の差で、そら感情やらなんやらに大きく左翼右翼されるゆうのが彼の理論や。中でも「笑い」がええ遺伝子をONにするんに役に立っとるとのことや。実際に糖尿病の患者にお笑いを見せたら血糖値の増減に大きな差がでたさいです。

一見すると哲学的な自己啓発系な書籍に思えるちうワケやが、遺伝子ちう側面から科学的に人間の感情をわかりやすく説明してくれてまんねん。わいは自己啓発系な本は読まへん主義なんやけど、この本は興味深く読めたんや。

生物の成績が悪かったわいでもさらさら問題なく読めとるから是非読んでみておくんなはれ。
余計なお世話やけど物理の成績も悪かったや。

遺伝子オンで生きる?こころの持ち方であんさんのDNAは変わる!
村上 和雄
サンマーク出版 (2004/09)
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きょうびお仕事で使うデータベースはPostgreSQLが多かったんやけど、そやけどアンタ、久々にMySQLを使う羽目になったんですわ。まぁ大したことへんやろ思っとったトコ、内容的に統計分析系な重い処理+複雑なクエリが要件としてあったんで、慌てて関連書籍を買いあさってきた次第や。

MySQLクックブック〈VOLUME1〉
ポール デュボワ Paul DuBois 赤井 誠 小桧山 淳一 因田 鈴鹿 後藤 宏
藤本 康秀 北山 貴広 高見沢 京子 礪波 徹
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基本的に必要へんかったのやけど、Vol. 2を買うに当たってVol. 1が本棚にないんは許せへんちうことでこーたんや。内容は基本的なことがメインや。

MySQLクックブック〈VOLUME2〉
ポール デュボワ Paul DuBois 赤井 誠 小檜山 淳一 因田 鈴鹿 後藤 宏
藤本 康秀 北山 貴広 高見沢 京子 礪波 徹
オライリージャパン (2004/01)
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これの13章 統計手法が今回は中々役にたったや。

実践ハイパフォーマンスMySQL
ジェレミ・D. ザウドニ デレク・J.
ベリング Jeremy D. Zawodny Derek J. Balling 林 秀幸
オライリージャパン (2004/10)
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三冊の中ではいっちゃん濃いや。Oracle本やらなんやらに比べるとさすがに薄い感じはしまんねんけど、現実的にチューニング周りを体系立てて説明してんはこれだけやからマストかいなと。基本的にベンチマークやインデックスチューニングがメインや。メモリの使い方やらなんやらは載ってへんみたいやね。

なんやーかんやーぬかしてもオライリーの本がいっちゃん読みやすいや。

そやけど、残念なのがこの三冊のどこにもUDFの説明があらへんことや。実際に今回の仕事で必要っぽいのやけど、3.xで動くもんが4.xやと動かへんかったりと四苦八苦してんねんさかいここは欲しいトコでした。

また基本的に3.x、4.xのみの対象で5.x系の記述があらへんんはタイミング的にもしょうがなころでっしゃろか。そのうち改訂されるでっしゃろ。

トコロで何でオライリーではPHPやPostgreSQLを扱いまへんんやろかね?

山本昌邦指南録
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山本 昌邦
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アテネオリンピックのサッカーU-23やまと代表監督で、前やまと代表ヘッドコーチ、現ジュビロ磐田監督の山本昌邦氏のU-23やまと代表監督時の日記みたいなもんや。amazonでもコテンパンに批判されるタイトルにある「指南」はさておき、オリンピック代表のスタジアムやテレビ中継だけやったら知ることのでけへん裏話としては面白かったや。

特にアジア最終予選で選手がウィルス性の腹痛で離脱してたんはテレビやらなんやらで知っとったのやけど、ごっつう深刻な状況やってんなぁと思てたんや。

この人はコーチや監督としてはどうなんか良うわからへんのでおますが、人心掌握ちうか人から信頼を得るのが上手な人のようや。そのあたりは2002年ワールドカップのドキュメンタリー「六月の勝利の歌を忘れへん」やらなんやらを見てて、選手たちの言動を見てたらようわかるんや。まぁ、対照となるトルシエが人心掌握とは程遠い人やったちうのもおますが・・・

その辺のことは前作「山本昌邦備忘録」でトルシエのことをメタクソにこき下ろしとるわけやけど、そやけどアンタ、今作では言い訳・・・ってわけとちゃうのでっしゃろが、トルシエとは今も親交があることを強調してまんねん。

ジュビロは今年は開幕こそマリノスに勝ったもんの続くホーム初戦でグランパスにコテンパンに負けるゆう、あんまりよろしゅうへんスタートを切ったわけやけど、そやけどアンタ、山本監督にはがんばってほしいもんや。

Web+DB press (Vol.25)
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久々に濃い内容や。特集1のアーキテクチャ設計入門ではStrutsに変わるフレームワークとしてイベントドリブンなフレームワークのEchoが紹介されてたりして興味深かったや。

特別企画ではCPANモジュール活用術としてはてなやライブドアやらなんやらの各企業での実際のCPANモジュールの扱われ方が載ってたり、はてなの伊藤はんシックス・アパートの宮川はんが参加しての座談会が載ってたりで久々にPerlいろてみるかい?って気分にさせられはりました。

天使と悪魔(上)
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ダン ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2003/10/31)
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大ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」の前作にあたる作品や。ラングドン教授シリーズの第一作目になるんですわ。バチカンを舞台として秘密結社イルミナティと教会の争いを描いとりまんねん。「ダ・ヴィンチ・コード」に比べるとアクションシーンが多すぎる気がしまんねんけど、ジェットコースターのようなストーリー展開と二転三転するサスペンスストーリーはお勧めや。

この小説のキーワードとしてイルミナティの紋章なる上下いずれの方向から読んでも読める文字が出てくるちうワケやが、これが素晴らしおます。人知を超えた感さえ漂おりますわ。

で、この小説に「セルン(CERN: 欧州原子核研究機構)」ちう科学者団体が「WWWの生みの親」として出てきまんねん。昔からインターネットに関わっとる人にはどエライ懐かしい団体や思うで。そう世界最初のHTTPサーバーCERN httpdのCERNなんやこれがホンマにや。当時はmosaicブラウザを作ったNCSA httpdと切磋琢磨しとったのを覚えとりまんねん。当時は安定性のCERNかCGIを実装して先進的なNCSAかと議論されとったんや。次第にNCSAにパッチを当てた形でリリースされたapacheに集約されていくわけやけど、そやけどアンタ、なかいなか懐かしい名前が出てきたさかい、ちーとばかし感慨深かったや。

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